ご無沙汰しております。まりです。毎度のことながら、秘書もバタバタしております。とりわけ今回はスゴかったです。というのも、6月末に事務所を急遽移転したのです。移転先は、六本木ヒルズレジデンスです。
引越好きの所長が「山手線の内側に行きたい。」と、ほぼ2年ごとの定期的行動(?)をはじめてから、ここに決まるステップは簡単でした。不動産屋さんのチラシを見ていたら「六本木ヒルズレジデンス」の文字が目に入りました。その日のうちに、物件を見せてもらい、即決定。いい物件があったというタイミングもありますが、決めるの実に早かったぁ。いつになく。
物件を見たのがヒルズがオープンする前日でした。それから入居するまで、約2ヶ月かかり、6月末に引越を終えました。1日に1軒しか引越を許可しないんですって。こんなの初めてだわ。森ビルさん。
引越の当日、所長は自分が大事に飼育しているエビ君たち(2回目の引越)の入ったバケツだけを抱えてタクシーでヒルズにお気軽に移動。さて、荷物が到着、どんどんと家具やダンボール、マシン類が運び込まれ、なんとか全て、室内に入りました。ホッとしましたよ。前の所に比べて、やや狭いので全部入るかと、ドキドキものでしたからね。
荷物も搬入終了。もうクタクタで、さあ、帰ろうと外に出たのですが、「あれれ?駅はどっちだ?」と周りをキョロキョロ。もう暗くなっていたこともあり、案内の地図を何度も見ては、「えーっと、こっちか?」と、歩く、歩く、歩く、エスカレーター上る、階段下りる、また、歩く、歩く、と案内どおりに、進んだあげく結局、六本木通りに出て、「えーー、なんでぇ」と泣きたくなりました。雨も降ってきちゃったよ。しかし、立ち止まっていては帰れません。また歩く、歩く。やっと、大江戸線の入り口を見つけたら、地下に下りる、下りる、下りる・・・。「ホームは、いったいどこだぁ〜っ」と、疲れきった足を引きずりながらやっと、電車に乗れました。噂には聞いていましたが、深いよ大江戸線。
次の朝。大江戸線から、時間を計ったら、な、な、なんとホームから、オフィスまで20分もかかっちゃいました。こんなのって、ありぃ。地図上でも、森ビルの案内でも、六本木駅からヒルズは5〜6分と書いているのに。でも、今はもう、なんとか慣れたので20分はかかりませんけどね。
ビルは見えていてもなかなかたどり着けない。「ここって、都会の中の『田舎の山道』だわ」と実感したのでした。ニョキっと突っ立った高層ビル。その後ろに、茶色い高層建物が2本。どこからも見えるのに近づけない。
これから、お越しになる皆さま、ヒルズは手強いです。時間はタップリ余裕をもって、おいでくださいませ。